ご売却準備編
ご売却準備編
中古マンションを購入しお住まいになっているとき、売却を考え始めたときは、まずこちらをご覧ください。
売却だけではなく、他にも選択肢がありますので、本当に売却してもいいのかじっくり考えましょう。
- 資産価値を保つためには?
不動産の売却をお手伝いしていて、売りにくいお部屋があります。
ズバリこの2つです。
①タバコのにおいがひどい②ペットがドアなどをかじっている
タバコのにおいというのはクロスを張り替えても完全にはなくなりません。エアコン・ドアの隙間・換気口などあらゆるところに少しづつにおいがついています。
また、ペットのおしっこでフローリングが変色していたり、ドアが削れているとかなりのリフォーム費用がかかります。
極力タバコを室内で吸うのは控え、ペットはしつけをしっかりしましょう。
- 資産価値を保つためには②?
浴室がカビだらけ・サッシのゴムもカビだらけだと購入者のテンションもさがります。
また一度のハウスクリーニングでは困難なケースが多いです。
窓は換気、結露はまめにふくようにして、極力カビをおさえましょう。また、定期的に「ハイター・カビキラー」などの漂白剤でカビを退治しましょう。
- 売るの?貸すの?(リスク編)
これは迷う方が多い質問でして正解はありません。
現状の低金利の場合はローン返済を家賃が上回るケースが多く、一見貸した方が得と感じることも多いかと思います。迷った場合は下記のリスクも考慮し検討しましょう。
①遠方に引っ越す場合何かトラブルがおきても対応できなく、不動産会社任せになってします。②2重のローンになってしまう場合、資金に余裕がないと精神的に不安になります。
③そもそも住宅用としてローンを組んでいる場合は銀行の許可がおりず、貸せないケースがあります。無断で貸した場合は一括返済を求められるケースがありますので注意しましょう。
- 売るの?貸すの?(価格編)
一般的に売れる価格は広さに比例しますが、貸せる賃料はある一定のところまでは比例しますが、限度があります。
具体的に東京都の都心部は賃料20万円を超えると需要が減ります。江東区近辺は15万円が境となります。高額の賃料になってくると、成約まで期間がかかるケースがあり空室のリスクも生じます。
したがって、都心部で20万円を超える賃料、江東区で15万円を超える賃料を期待できるような物件は貸すより売った方がお勧めです。
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